ここが美味しい松阪牛


日本三大和牛のひとつであり、全国的にも知名度の高い三重のブランド牛「松阪牛」。赤身肉でさえ、きめ細やかにサシが入り込むほど見た目が美しく、「肉の芸術品」とも称されています。そして、おいしいと評判なのは、和牛香と呼ばれる甘くてコクのある上品な香りによるもの。 網の上に乗せるとその香りが一気に広がり食欲を掻き立てます。一般的な和牛の脂は約20~25℃ですが、松阪牛はさらに融点が低く、約17℃。さらに近年では12℃と言われるものも生産されており、まるでお口の中で溶けていくような食感です。また魚に含まれる不飽和脂肪酸を多く含み、脂がサラッとしていて美容や健康にも良いとされています。
舌がうなる人気部位

肩ロース
柔らかく風味があり、サーロインよりきめは細かい。サシの入りもよく、特選ロースに。
リブロース
赤身と脂肪のバランスがよく、きれいなサシ目が特徴。風味がよくて高い評価を受ける部位。
サーロイン
きめの細かい上質の赤身で柔らかい。風味にも優れ、ロースとして最高部位。
肩バラ
やや固めの肉質で、適度に脂肪の層がある。特選~並カルビになる。
ヒレ
サーロインの下に附随し、脂肪が少なくきめが細かい、もっとも柔らかい部位。